田久保　諭の常夏（とこなつ！）BLOG

　夏の甲子園の沖縄県代表を決める日がとうとうやってきた。

一昨日よりも晴れ、本当に夏らしい天気


　野球日和だ


僕は土曜日の準決勝に続き昨日も球場を訪れた。

　
超満員のスタンド、県民の皆さんの注目度の高さがうかがえた


試合はご存知の通り八重山商工が離島勢初の甲子園出場を決めた。


本当に熱戦だった。


　大嶺君の熱投、しかし、それに負けじと中部商業の池間君、屋宜君も熱投し、


見ごたえある試合だった。


また、バットでも両チームの選手が盛りあげてくれた。



　　とっても熱い試合


　ここまではテレビ、ラジオで知っている人も多いと思う。

だから、ここからは熱い友情の話しをしたいと思う。


　僕の独断と偏見で…


　試合が終わり、表彰式も終わった後、スタンドから応援していた中部商業の選手たちが

グラウンドに降りてきた。


　何をするのかなぁ、と僕は彼らをずっと見ていた。

ベンチに入れた選手、入れなかった選手みんな目指していたものは一緒、

３年間練習もみんなで頑張ってきたと思う。

その皆が入り乱れて思い思いに写真を撮ったり、

バッターボックスに立ったりと、球場を、今を楽しんでいた

　
　その中で、メダルをもらった選手がもらえなかった選手の首にかけようとしている姿が目にとまった

メダルをもらえなかった選手は、いいよ、いいよという感じで、断っているように見えた

　　でも、友達の首にかけようとしている彼はやめない。

しまいには、追いかけっこみたいになり、ついに首へ銀色に光るメダルをかけた。

どういう顔するのか

　首にメダルをかけてもらった彼は、はにかんで笑っていた。

そして、メダルを首につけ球場を走りまわっていた。

何か、いいなぁ

みんなの力で取ったメダル

友達の首にメダルをかけた彼、かけられた彼

本当の友達だ

しかし、こういう風にご指導なさった、監督をはじめとしたチームスタッフ、

学校関係者、家族の方、地域住民の方には本当に頭がさがる。

野球っていいよなぁ、スポーツっていいよなぁ

と、今日も爽快な気持ちにさせてもらった


　ここ野球王国沖縄には素晴らしいチームがたくさんあると感じた。


もっともっと書きたいことがたくさんあるが今日はこの辺で

　　ではまた