田久保　諭の常夏（とこなつ！）BLOG

散髪のあと、式場へ向かう前に、
一旦、宿泊するホテルに、荷物を置くために向かう。


碁盤の目の札幌。
一見、覚えやすそうだが、僕にとっては同じ道に見えて、中々、慣れない。


ちなみに札幌の礎を築いたのは
佐賀の七賢人（佐賀にはそう呼ばれる人たちがいる）の１人、
北海道開拓の父(開拓の神)と呼ばれている佐賀藩士の島義勇(しま　よしたけ)である。


そんなことを考えながら、キャリーバックをゴロゴロと引いて歩くこと15分。


目的のホテルに着いた。


その頃には手首が悲鳴をあげ、ワンピースの「Ｍｒ．２・ボンクレー」のようになっていた。

そして部屋をノック。。。


ノックするのは相部屋だからだ。


待ち構えていた男がこれだ。。。１，２，３


ドラマ「ＩＲＩＳ（アイリス）」の北朝鮮護衛チーム長　パク・チョリョンではない。

大学時代にルームシェア、、、と横文字でいうほどのことでもないが、ともに生活した男だ。

名前をＳ本という。





東北で銀行員をしており、札幌への配属を希望していたが、
「お前は遊びそうだからダメ」と現在は秋田にいる人物だ。


部屋に入るなり、真っ裸で式の身支度をしている。

6年ぶりのこの光景にもさほど驚かない。



この男、ボクよりも2時間前くらいにホテルに着いただけのくせに、
もう我が家気分で部屋を闊歩している。


夜、勝負が待っていると考えたのか、
2つのパンツを持ち、どちらがいいかたずねてくる。


下着を1日分、少なく持ってくるという初歩的なミスを犯した僕にとってはどうでもいい話だ。
札幌で仕事をさすまいとした上司の気持ちがわかる気がした。

身支度を終えると、友人代表の挨拶を、僕の前で予行練習。
昔から、２人でここに住んでいたのではないか？というような空気感にも


さほど驚かない。


その後、２人でドンキホーテで、新郎新婦へのプレゼントを買い、式場へと向かった。














※写真上　友人代表のスピーチで、爆笑を誘うとはこのときは知る由もない。
※写真下　夜のＳＡＰＰＯＲＯ